院長ブログに連休のために投稿できないので

スタッフブログから投稿します。院長の野上です。

パックマンって、誰の事かわかりますか？

ボクシングファンの方ならご存知だと思いますが、

フィリピンの国民的英雄であるマニー　パッキャオ選手の事です。

昨日ＷＯＷＷＯＷの生中継でパッキャオ　ｖｓハットン戦を観戦

したのですが、

あまりのすごさに投稿せざるを得ませんでした。

世界的な強豪同士の対戦で試合は長引くものと

思われていました。ところがいざふたを開けてみると、２ＲＫＯで

パッキャオの圧勝でした。

どうしても強い者同士でかみ合うとこのような以外な結果に終わる事

が多いようです。

それにしても最後の左フックのすさまじさ。

ボクシングの歴史に残るようなフィニシュブローでした。

私はファイティング原田が活躍していた時代からのボクシングファンで

強い選手はたくさん見てきました。

古くはアレクシス　アルゲリョ対ロイヤル小林戦のアルゲリョのすごさ

またはテレビ観戦ですがりカルド　ロぺス選手の全盛期も見ています。

またロべルト　デュランのライト級時代の強さも見ています。

それら歴代の名チャンピオン達と比較しても

パッキャオの強さは際立っています。

元フライ級（約５０ｋｇ）の選手がデラホーヤのようなウエルター級の

選手を倒すなど考えられない事です。

パッキャオのすごさは対戦相手によって戦法を変えられる点にあります。

体の大きなディアスやデラホーヤに対しては、ディフェンスを固めて

カウンターを狙う戦法を取り、見事に成功させています。

彼はそれをコーチと一緒に反復練習し、実行できる所がすごいと思います。

また強引に攻める事の無謀さを

かつてのライバルとの対戦から（エリック　モラレスやファン　マヌエル　マルケ

ス）学び、改良しているところが素晴らしいと思います。

ボクシングに詳しくない方にはあまり興味のない話かもしれませんが、

昨日の試合の意味するところがあまりにも偉大であったためブログにしました。