プレ幼児食期のおやつ

生後18か月の子供のイラスト

6月は雨の日が多くお家の中でお子様と過ごす時間が多くなります。
いかがお過ごしですか?元気すぎるお子様のパワーに圧倒されていませんか?
ママ達は、あれやこれやとお忙しい毎日だとは思います。そんななかでも少しの時間をブロックして一緒にお料理し、お子様と一緒にして楽しんでみるのもいいですね。

大事なことは作業の中で会話をし、行動を認め、同じ時間・事を共有することではないでしょうか。
後になって振り返ると子供たちと同じ時間を過ごし、存在価値を認めることはとても大切です。
ここが満たされたお子様は巣立ちも順調だと言われます。

自分自身の子育て中に、こんな時間を丁寧に過ごしてやればよかったと反省しています。娘にある時、「もっとお母さんと一緒に遊んでほしかった」と言われたことがあり、へこみました。

今回の食育(捕食・おやつ)についてお伝えしたい内容はとても重要な内容です。

プレ幼児食®

「1歳6ヶ月近くになると離乳食も完了に近づき、大人と同じものが食べられるようになる」と書かれた本が多くみられます。実はここにハードルがあります。

子供をよく見ているとそれまで離乳食をしっかり食べていたのにある時から食べなくなる場合があります。たいてい奥歯が生えだしてきた時期です。
第一乳臼歯が生え始めるとこの現象がみられます。中には第一乳臼歯の歯茎が硬くなり始めただけでも同じ現象がみられます。

この時期、ママたちは食べなくなった。と悩むようになる方が多くみられます。

これを「もう離乳食の柔らかさではなくなったよ!」という子供からのメッセージと捉えましょう。

咀嚼機能の発達を促すには?

2019年に改訂された厚労省による「授乳・離乳の支援ガイド」でも12~18か月を離乳の完了期としていますが咀嚼機能を見守っていくとはどのような事をすればよいのでしょうか?

歯科の医療従事者の立場としては、「咀嚼機能を十分に発達させる時期」と考え、この時期にあった食事を指導出来る事が望ましいと思い考えたのがプレ幼児食®です。

プレ幼児食®は子供の「噛みたい!噛み切りたい」という気持ちに沿って、咀嚼機能を発達させる食事です。

≪プレ幼児食®で大切な事≫は

  • 噛み応え
  • 丸のみ注意
  • 味付け

プレ幼児食®期は、離乳食よりも「噛み応えのある食事」が必要ですがメニューの全ての食べものを「噛み応え」があるものにしない。

食べ物によっては離乳食の柔らかさが必要な事もあります。

噛む回数をふやすには

  • 献立の中に噛み応えのあるおかずを1品入れた一汁三菜
  • 味付けは、甘辛味、酸味、甘味をバランスよく
  • 主菜、副菜、副副菜が決まったら必ずお汁を用意
  • 数の野菜をだしで柔らかく煮て味噌を加えれば、一品のおかずに!なります。

そしてこの時期一番大切にして欲しい事は、

子供がどれだけ食べたか?量ではない!!という事です。

お皿におかずがなくなっていることが大切ではなく

耳の下の顎の付け根当たりの【咬筋】が子供が食べているときに動いているか?そして「ごっくん」と吞み込みが出来ているか?という事です。

殆どの場合、ここで噛まずに丸のみしていることが多いようです。

噛むことで顎が育ち、唾液がしっかり出るお口を作るにはこの時期にお母さま方がどう考えどのように食材を調理するか?そして子供の食べている様子をよく観察しながら幼児食へ移行することが大切ですね。

私もこの考え方を学ぶまで知らない母親の一人でした。

プレ幼児食期の子供の特徴

1歳6か月から2歳ぐらいの子供たちは、言葉は話せませんがなんでもわかっています。

❤心が育ち自己主張やイヤイヤ期がやってきます。
そのために偏食が出てきます。快・不快の記憶からも食べたい・食べたくないが出ても来るようです。

私達親は、食事の時間を楽しい時間・快の経験になるような工夫、繰り返しが大切になります。
ご飯の時間を楽しい記憶にする工夫としては、ごっこ遊びを交えたり、お子様にも出来る簡単なお手伝いをしてもらうのも快い経験になりますね。そしてママのことは子供たちは、大好きです。

お母さまが大事にしていることは子供も大切にしていくようです。

この時期のおやつの傾向

  • 喜ぶものをおやつとしてあげる傾向がある
    例えばバナナ、イチゴなどは悪いものではありませんが量が過ぎたり、毎日となると食事に響くので量や与え方を気を付ける必要があります。この時期、偏食になりバナナしか食べないという例もあります。
  • 泣き止む道具としておやつをあげるとどんどん要望や要求が増えて将来困ります。
    例えば、グミ、飴など
  • 最近多いのがお母さまが働いてさみしい思いをさせているからご褒美として飴・グミなど甘いものをあげる方もいるようですが、「がんばったね」という表現は「甘いもの」ではなく、例えばハグなど別の表現が望ましいです。

なぜおやつをママがお子様にあたえているか?考えてください。

本当に必要ですか?この質問をするとハットされるお母さまがいらっしゃいます。

この頃のお子さんはおやつが必要でない子もいます。

この時期はおやつ=甘いものではないことも理解いただきたいです。

プレ幼児食期のおやつの理想

おやつ=捕食
捕食として与える→小さな食事

  • 同じ量を毎日食べる訳ではありません。
  • あまり食べない日があってもお子様が元気であればそれでいい!とおおらかに構える。
  • 捕食が要らない子もいる。

🍒*まとめ*🍒

一般に考えられている離乳食から幼児食への移行では子供たちは噛めていない。飲みこんでいる。噛むお口を作るにはプレ幼児食のステップが大切ですね。
そしてこの時期にはお子様たちは私たちが考えているよりもずっと心が育ちなんでもわかっている!

心の発達に目を向けて言葉がけや関わり方がとても大切になります。

❤大切なわが子の将来を考えると、わずかな時間でも抱きしめてあげる、絵本を読んであげる、遊んであげる、お話を聞いてあげる等々。

違う形のスキンシップが沢山ありますね。❤

🍒野上歯科医院 hahahaサロンさくらんぼ🍒ロイヤルむし歯予防マイスター® 野上恵子