食育実践予防歯科®の勉強会に参加しました!

赤ちゃんとこどもの写真

先日所属する食育実践予防歯科®の会が主催する勉強会に参加しました。 

その日のお題は、「離乳食の悩みや困りごと」の具体例をいくつか挙げられ、それに対し「噛む子を育む」という視点でお悩みをどのように聴き、どのように捉えたらよいか?という事で、参加者はグループディスカッションやロールプレイングをしました。

相談1

生後5ヵ月の1日5回約160㎖ミルクを飲んでいる女の子。ミルクが足りているかどうか?心配なので離乳食を始めた方がよいか?

というご質問でした。

世の中一般に離乳食を始めるのに生まれてからの月齢から判断する傾向が多いですね。

私も食育予防歯科®から【噛むを育む】学びをするまでは皆様と同様、月齢で離乳食の開始時期を考えていました。

皆さん考えてみてください!赤ちゃんは、生まれたときの体重、健康状態、おなかの中にいた週数など様々な違いがあります。違う!!一人一人違う!!

離乳食のスタートの目安で大切なことは月齢ではなくその子の口、体の成長状態を観察する事と食育実践予防歯科®では考えます。

【離乳食準備期を始めるポイント】

  • 反射的に哺乳することがなくなった
  • 口をモグモグ動かしたり、よだれを出す
  • 首がすわっている
  • 手に触れたものを口に入れる
  • うつ伏せにすると首を持ち上げられる
  • 授乳のリズムが出来ている

を食育実践予防歯科®では大切に考えています。

中でも④⑤⑥の3つをクリアーしたら重湯を使って離乳食のファーストスプーンの練習を始めていく事を大切にしています。

ここで大切なことは月齢ではない!赤ちゃんの口と体の機能の準備が整っているか!なのです。

周りのお子様や育児雑誌と比較せずに、焦らず子供の成長に合わせた離乳食のステップを上っていく事を大切にしてください。

他の子供と比較しないことは、子育て全般に通じる事かもしれません。

私達母親も子育てしながら沢山の失敗をしながら学んでいきます。

私自身、比較をしたことで子供の大切な今見なければいけないことを見失ったり、子供のやる気をくじいたりしました。今振り返ると比較ほど意味がないものはありません。

自分の子供の今日と昨日の成長をしっかり見て現状認識が大切ですね。

手づかみ離乳食

  • 順を追ってステップup!
  • 到達点はみな同じ
  • 進み方が違う。それが個人差★

私が所属する母歯ネットワークでは手づかみ食べでの離乳食を大切に噛むお口を育てていきますが、いま改めてこのステップは子育ての全てに通じる大切なことをうたっていますね。

相談1に戻ります。

今回この勉強会に参加して気づいた事として離乳食のお悩みにお答えしていくのはとても難しい事です。

私たちが大切にすること

①保護者の悩みに寄り添うこと。

②お子様の今の身体の発達や状況をつかむ

③保護者がそう考えた意図(離乳食をはじめようと思った)をしっかり聞き取る

その上で・・・

④体やお口の機能が離乳食を始める準備が整っているか?を一緒に整理する

⑤もしも上手くいっていない場合は、生活のリズムや他に見落としがないか?など保護者と一緒に考える

⑥習慣化したママの行動を他に置きかえることが出来ないか?提案してみる

そして

最終的に保護者の考え方と噛む子を育む離乳食の考え方をすり合せ、取り入れて頂けるかの確認が大切だなと思いました。

セミナーの中でもう一点整理できたことは、私達は歯科からのお口の中、機能から見た見方を絶えず持っていく事も忘れてはいけないという事です。

離乳食の開始からプレ幼児食、幼児食を食べている間に子供が食べなくなることがあります。その時に保護者はこの食材やメニューを子供が嫌いだと理解する場合が多く聞かれますがはたしてそうでしょうか?

【代表の新井さんの答え】

「食べない=嫌いではありません。」食べるには機能が整わないと食べられない。それは、口腔機能や身体機能から見てどうか?

・歯の本数は?

・しっかり嚥下が出来ているか?

・食材の形状が口の機能に適切だったか?

・軟らかさは良かったか?

・食材(野菜の種類)が適切か?

・味付けの濃さも大切。薄味は大切ですが薄める時は出し汁で薄める。美味しくないものは食べない。

一つの事例でも多くの意見や考え方があることを歯科関係者の方々とセッションすることで知ることができました。また、もっと多くの事例を知り学んでいく必要性を感じました。

🍒野上歯科医院 hahahaサロンさくらんぼ🍒ロイヤルむし歯予防マイスター®野上恵子