義歯の適応とケア:患者さまの笑顔を取り戻すために

歯のイラスト

梅雨が明け、本格的な夏の季節になりました。
暑い中、歯の治療で足を運んでくださる患者さまと一緒にお口のケアをさせていただけることに感謝しております。
今月は、歯科アシスタントの清水が担当します。

院長のアシスタントとして様々な治療のお手伝いをしておりますが、今月は『義歯』の治療のアシスタントをしている時のお話をします。

赤ちゃんの乳歯から始まる人間の歯。歯ブラシもしっかりして、ケアをして大事にしていても、残念なことに歳を重ねるうちに、歯を失って義歯になってしまうこともあります。
そうなった時の、切ない気持ちは計り知れないものです。
小さなものがお口に入るだけでも違和感があるのに、お口の中に義歯が入るということは、それはそれは慣れるまで大変なことです。義歯を初めて着用される患者さまに、少しでも気持ちも楽に、そして快適に義歯を使っていただけるように言葉がけをして、寄り添っていけたらと思ってチェアサイドについております。

義歯には、総入れ歯といって、全部の歯が入れ歯になってしまうものと、部分入れ歯と言って部分的に失くなってしまっているところを補う入れ歯があります。
当院の院長は、義歯に関しても、追求して臨んでいます。総入れ歯に関しては、審美的なことはもちろん、しっかり使ってお食事が食べられることが大切です。入れ歯がしっかりお口に合って噛めること、それはそれは長い時間が必要です。あたって痛いところが出たり、吸いつきが悪く動いて外れてしまったり…、でも私が院長のアシスタントをしていて感じることは、〈諦めることなく、少しずつ調整すること〉それによって必ずや合う時がやってくるのです。少しのために、医院に足を運ばれるのは心折れることもあると思います。投げ出したくなる時もあると思います。でも、決して諦めないでいたら、素敵な笑顔がやってきます。

実際に、私がアシスタントをして何名もの患者さまの笑顔と、数歳若返ったお顔を一緒に体感させていただいております。
当院の院長の義歯の治療は、最後まで諦めない!必ずや使えるようにする!という信念で治療しております。もちろん、私も一緒に患者さまの心のケアもさせていただきながら、一緒に笑顔になれた時の喜びを分かち合いたいと思っております。
そして、義歯をお使いの皆さん、是非義歯のお掃除に、POICウォーターを併用してください。
まずお口をPOICで洗浄する時は、義歯をお口に入れたままぐじゅぐじゅをしてください。お口の中全体の洗浄の時に、使っている義歯のお掃除が一緒にできます。
そして、外されてからブラシで義歯を洗って洗浄剤に入れられたら、最高のスペシャルケアになります。

義歯で悩まれたり、歯を失ってしまって、義歯を入れなければならなくなってしまった時、どんなことでもご相談くださいね。一緒に笑顔になりましょう。