木下 晴弘先生
1月20日(水)
お早うございます。野上歯科の野上恵子です。
昨年来、思春期に差し掛かる娘達との関わり方、子供達の変化に
母親として悩むことも多くなってきました。
幼く従順な時期から、大人に成長していく過程と思えば、当たり前のこと
かもしれませんが、修行の足りない私には、戸惑うことも多々あります。
そんな折、本屋さんで目に止まった「木下晴弘先生」の「ココロでわかると必ず人は伸びる」
という題名の一冊の本との出会いがありました。
私は、正直,先生のお名前は知らず、本の題名と内容にぐっと引かれてこの本を買い読んで
いたのですが、先日参加したセミナーのゲスト講師がなんと、この木下先生だったのです。
今、教えて欲しい答えが先生の講演の中にも、本の中にぎっしり詰まっていて吸い込まれて
行きました。
私は、子供達に結構口うるさく「・・・は、どうしたの?」、「お弁当箱は、水に浸けなさ
い。」、「食事の時の姿勢が悪い!」、挙句の果ては、勉強の仕方、時間の使い方に至るま
でほとんど毎日壊れたラジオのように捲し立てていました。
しかし、一向に子供達の様子に変化がないのです。
これには、いささか参りました。
「どうして、家の娘達はこうなの?」
その答えは、毎日私が、言い続けていることは、私がしたいこと、私がしてほしい事であっ
て、子供達がしたいことではなかったのです。
それを、心に届く言葉で、どうしてそれが必要なのかについても説明不足でした。
先生は著書の中で、「人が、自ら行動する時というのは、心を揺すぶられ、物事の本質に
気づいた瞬間である。」と、仰っています。
≪自分が源泉の考え方≫でこの問題を突き詰めていくと「無理やり持たせたペン」と「自ら
握ったペン」では、後者のほうが早く動くとというのは周知の事実であります。
来る日も来る日も、真剣に考えた答え(どうすれば、家の子が自ら勉強したいなぁ~に対す
る。)は、[感動]だそうです。
子供や人を動かす秘訣はたった一つしかない。それは、「その人や子供に心の底からそれを
したいと思わせること」、これしかないということです。
人を動かす秘訣が感動ににあるならば、今日から、子供達にそれを考えたアプローチを
変えていきたいと思います。
そして、「愛しているよ! 見守っているよ!」のメッセージを沢山送っていこうと思いま
した。