レーザーによる歯周病治療
レーザーを導入して約3年半が経過しました。
最初はむし歯治療が殆どでしたが、最近は歯周病治療にも取り組んでいます。
歯周病治療の難しいところは感染源を完全に除去できるか否かに掛かっているところです。
目に見えない場所を触るわけですから、それだけファイバーの先端の感性を研ぎ澄ませていないと過剰に蒸散し過ぎたり、また逆に足りないという事が起こります。
昔の歯周外科のように歯肉をめくってしまえば目視できるし簡単ですが、メスを使うと健康な組織も傷つけてしまうために歯肉が下がってしまい、
歯が長く見えたり、歯がグラグラしたり、冷たい物や熱いものがしみる知覚過敏が起こります。
ストリークはその問題も解決してくれます。
またスタッフのヘルペスや口内炎も治して感謝される事もあります。
このようにストリークは、私の臨床に無限大の可能性を与えてくれ、今では私の生きがいにもなっています。
最近は毎日診療室に行くのが楽しみです。
私はこの五年間で大病を患いましたが、外科手術も腹腔鏡を用いる事が主流になってきています。
歯科だけが取り残されていいはずがありません。
これからもどんどん新しい歯科治療にチャレンジしていきたいと思います。