自民党の完敗
昨日行われた東京都議選で自民党は4勝54敗で完敗しました。
象徴的だったのが、千代田区で当選した栗下善行さんで、新人であった事、
知名度も低かった事を考えると、東京都民はもはや自民党政権に嫌気がさして、
自民党以外で最も政権担当能力があると思われる民主党に投票したとしか
思えない結果になりました。決して民主党が全てにおいて優れていると思っている訳ではないと思います。
これが次に来る衆議院選挙に直結するのか?否かは解りませんが、大きなうねりが
起こっている事だけは間違いないようです。
私の出身地は富山県でガチガチの保守王国です。
ただ帰省する度にかつての繁華街は錆びれてドーナツ化現象が著しくなり、夫婦共稼ぎが多いせいか、郊外には外食産業の店舗がやたらに目立ちます。
富山県知事や富山市長はこの事についてどう考えているのか一度お聞きしたいと
思う事もあります。
経済最優先で行政が本来口出ししなければならない事に目をつぶっていると
どういう結果になるかは、一目瞭然です。
もしかしたら、東国原知事のパフォーマンス程度ではどうにもならない
位のところに日本は来ているのかもしれません。
これからの5年間は我々開業医にとっても、日本にとっても大変な時期になる事
だけは間違いないようです。
ただ、もし民主党が政権を取る事があっても、恐らく順風満帆という訳には
行かないと思います。これが、2大政党制への第一歩と考えればよいのでは
ないかと思います。
本当の社会民主主義が育つまでには、もう少し時間が掛かりそうです。
もし、時間が掛かっても時計の針をかつての自民党だけしか、選択肢がなかった
時代には戻してはいけないと思います。
私自身を含めて、先を急ぎ過ぎてはいけないし、民主党も育てるつもりで
見たほうが良いと思います。
お邪魔します
人々の生命と健康に貢献する医者の人達が、なぜ、永年に亘り、アメリカによる搾取、一般国民を傷めつける自民党独裁の、支持者であるのか、理解しかねます。
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