新沢先生の来院
去年、とあるセミナーでご一緒させて頂いた新沢先生が
はるばる石川県の金沢から来院されました。
先生は大変勉強熱心で矯正学会の認定医の資格もお持ちです。
私にとっては出身が同じ富山県という事もあり、たまたま同じ班に
なったという事も幸いして色々なお話をお聞きする事ができました。
先生は東京が大好きなそうで、歯科の勉強だけではなく、
文化的な興味もあって、月に1度は上京されるそうです。
ご子息も同業者ですでに一人前になられ、私としては
うらやましいかぎりです。
ただお互いに私もどちらかといえば、東京が大好きであり、
馬が合うところもあるのかもしれません。
先生は新しい技術の修得にも熱心で、バイタリティーにあふれて
います。
私に対しても、もっと笑った方が良いとか、
適切なアドバイスもして頂いて、兄貴のような存在です。
人の縁とは不思議なもので、何十年近くに住んでいても、
疎遠になる事もあれば、短い期間でも親密になる事もあります。
かえって、同業者ゆえに離れているからこそ、お互いに変に
気を使わなくてもよいという面もあるかもしれません。
矯正の開始時期等、これからも改良していかなくてはならない
事もたくさんあります。
ただ治療がうまくいっただけのレべルだけでなく、治療期間の短縮や
患者様の苦痛の軽減等、取り組まなければならない事が
目白押しです。歯科を物を作るだけの単なる製造業ではなく、
歯科医療を通じたサービス業だととらえるならば
やらなくてはならない事がまだまだたくさんあり、
ビジネスとしての可能性も無限大にあるのではないか?
先生がまた私に元気を運んでくれたような気がします。