ローマンゴンザレスとゴロフキン
4階級制覇のローマン ゴンザレスがついに敗れました
私の採点では2ポイント差でゴンザレスの勝ちでしたが
初回のまともにもらってはいないダウンと
バッティングによる出血のイメージが最後まで尾を引いたのかもしれない
ただ下のクラスほどパンチが相手には効かない
効かせることはある程度出来ても致命的なダメージを与えられない
元々攻撃が最大の防御的な選手なためいずれ階級を上げていくと
今日のような結果になることは目に見えていたのかもしれない
防御がもっとしっかりしていれば結果は違っていたかもしれないが
それではゴンザレスの攻撃型のボクシングが死んでしまう
これから先は相当厳しい戦いになると思われます
ゴンザレスの最後は近いのかもしれない
それにしてもタイのはソールビンサイは見事でした
真っ向から打ち合ってゴンザレスに深いダメージを与えた
またゴロフキンは戦前の予想に反して辛くも判定で防衛しました
4回に右のフック2連打でダウンを与え
9回には右アッパーでジェイコブスをフラフラにさせましたが
KOすることが出来ませんでした
今までの挑戦者の中ではジェイコブスが1番強かったとは思いますが
サウスポーに構えてゴロフキンの強打を封じる作戦は
ある程度はうまくいったと思うが
本来攻撃的な選手であるはずのジェイコブスが自分本来のボクシングではない
スタイルで勝てるはずもない
ゴロフキンを研究した結果ああいう結論を出したとは思うが
相手をリスペクトするのと怖がるのは違うことだと思う
善戦はしたががっかりした
例えKO負けしたとしても真っ向からゴロフキンにぶつかってもらいたかった