日本シリーズの追伸
巨人が日本シリーズを制して3日が過ぎましたが
今シーズンを改めて振り返ってみたいと思います。
巨人の勝パターンというのは先行逃げ切りで
いかに越智、山口、クルーンにつなぐかでした。
例えリードを許したとしても、2~3点差ならひっくり返すだけの
打力もあります。
その結果としてシーズンを通して89勝という数字を残せたの
だと思います。
日本ハムはその事を熟知していかに巨人の先発投手を早い回に
引きずり降ろすかに注意を払っていました。
そしてポイントゲッターである坂本選手やラミレス選手を
本調子にさせないかに執心していました。
それはうまくいったのですが、
人生には予想外の事がいつも起こります。
それはダルビッシュ選手の怪我と武田久選手の不調です。
元々日ハムも巨人と同じように押さえがしっかりしていて
守り勝つチームです。
先発の大黒柱と押さえが不調ではやはりどのような
作戦を立てたとしても勝ち目はありません。
武田久は何年か前の交流戦でも巨人打線に捕まっていた記憶
があり、それほど苦手意識はなかったのではないかと思います。
結果的に勝負を決めたのは精神力の強さではなかったかと思います。
去年西武に負けたのも、WBCで修羅場を潜り抜けたのも
貴重な経験になりました。