パッキャオ ラスト ファイト

昨日ラスベガスで行われたマニーパッキャオvsティモシーブラッドリー
の試合を観戦しました
一言でいうと引退してしまうのが惜しいほどパッキャオの出来はよかった
最初に奪ったダウンはラッキーでしたが二度目のダウンは左のショートアッパーをカウンターで合わせたもので
全盛期にコットをダウンさせたパンチを彷彿させるものでした
ブラッドレーも歴戦の強者らしく右のカウンター狙いの前半がうまくいかないと
みるや積極的に打って出る作戦に変えたりさすがと思わせる局面もありました
しかしパッキャオはそれにも柔軟に対応し相撲に例えるならば横綱同士のレベルの高い
激戦を制しました
パッキャオ今までボクシングの醍醐味を堪能させてくれてありがとう
メイウェザーは一度も負けなかったかもしれないがパッキャオ程の感銘をファンに
与える事は出来なかった
パッキャオの素晴らしさは手数の多さとアグレッシブな攻撃力のミックス
マルケスに敗れたあとは慎重になりましたが
メイウェザーのようにごまかして逃げるわけでもなく
最後まで男らしくかっこいいボクシングを貫き通しました
それと全く話題を変えますが最近よく昔の歌を聴きます
私が好きなのは1970年代のモータウンミュージックの代表選手である
マービンゲイです
ホワッツ ゴーイング オンは発売45年を経過しても全く古さを感じさせない
名曲です
アースウィンドアンドファイアーも聞くのですがなぜか古さが目立つのは何故?
マービンゲイはビートルズと同じように常に時代を感じながら政治的なテーマを問いかけてきたからでは
ないのかと思います
歌詞の中にベトナムという言葉は一言も出てこないのに
反戦を押し付けがましくなくさらりと訴える
メロディーも含めて秀逸としか言いようがありません
父親に銃で撃たれて死ななかったらきっと世の中にもっとたくさんの名曲を
生み出したに違いありません
とても残念です

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