どんな歯医者になりたかった?
最近どんな歯医者になりたかったのか
よく考えます
最先端の治療を思う存分出来る事だったのか?
そうではないと思います
フィンランドへ行って私の運命は大きく変わりました
生涯を通じて患者さんに御自分の歯で快適に過ごしてもらうこと
この一言につきます
勿論悪くなれば如何に健康であった時に近ずけることができる
のかは大切なテーマです
しかしながら30年も臨床をやっていると治療の限界も
おぼろげながらに解ってきます
予後が長期に渡って良好なのはいかに早く予防の知識を身に着けるかに
掛っています
フィンランドで見た実態は90%くらいの人は定期審査と予防教育
の徹底で何の問題も起こっていないのです
うちにもそういう方が増えています
喜ばしい事だと思います
自分の診療室を訪れてくれる方がどんどん健康になっていく
歯医者冥利に尽きると言っても過言ではありません