クラブ世界一決定戦
昨日は経営塾の表彰式が行われました。私は私用で参加することができませんでしたが
中山さんと飯田さん1年間どうもお疲れ様でした。
あの場で学んだ事は生涯を通じての宝物となることでしょう。
また昨日はFCバルセロナvsFCサントスのサッカークラブ世界1決定戦が行われました。
私の戦前の予想はバルセロナは歴戦の疲れがあり、ネイマールやガンソの個人の能力が発揮
されてサントスがやや有利ではないかと思っていました。
ところがいざ蓋を開けてみると、最初から最後まで守備のスピードからパスの精度に至るまで
バルセロナが圧倒してしまいました。
ブラジルサッカーを代表するサントスが全く何も出来ない結果に終わるとははっきり言って
ショックでした。
まるで1974年のWカップの準決勝オランダ対ブラジル戦を見ているようでした。
あの試合でもブラジルは殆ど何もすることができない完敗でした。
バルサはあの時のオランダ代表チームをより進化させたようなチームです。
バルセロナというとその攻撃力に目を奪われがちですが、本当の強さは守備力にあります。
実際にネイマールがボールを持ってドリブルを始めるとすぐにプジョルともう一人が2人
で挟み込むようにして自由にはさせませんでした。
バルサはメッシであろうと守備の意識が高くポジションはあってないようなものです。
ヨハン クライフが目指したトータルフットボールの完成体を見たような気がします。
豊富な運動量と組織の中にメッシの個人技を織り交ぜた素晴らしいバルサのサッカー
を見る事ができて幸福な日でした。