医院見学に行きました
昨日はスタッフ9名と共に日本橋の水天宮駅前にある水天宮前歯科医院に見学に行ってきました。
感想はというと言葉に表せない位の感銘を受けて帰ってきました。
その中でも特に素晴らしいと思った点をお話したいと思います。
水天宮前歯科医院は私が今まで見学に行った歯科医院の中でスタッフ同士の関係が最も良好であり
医院全体がやる気に満ち溢れる明るい歯科医院でした。
それもやたらに元気ばかりよくて声が大きいのではなく、必要な事は全て兼ね備えているのにも拘らず
医院のどこにも力の入っていない洗練された印象を持ちました。
忙しくて繁盛している歯科医院は他にもあったのですが
ここほど優しい雰囲気に包まれて地域にも溶け込んでいる歯科医院はありませんでした。
それを演出しているのが院長である真鍋先生の人柄です。
先生は私より5歳も年下ですが、人生観、歯科医院にかける情熱の大きさ
スタッフに対する気配り等において私よりはるかに上のステージに立っています。
何故彼がそうなれたのか?その理由は一緒に食事をした先生との会話の中から
推測する事ができました。
彼の頭の中には自分があるのではなく、いつも自分を支えてくれているスタッフや患者様や
家族の事があります。
一番大切な事が自分の事ではないのです。
人間はいくら取り繕ってもでいつも考えている事が顔を出します。
真鍋先生はかつて脊髄を損傷する大怪我をし、一時は再起不能になるのではないかというところまで
追い込まれました。
彼はその中でいつか息子とキャッチボールをしたいという夢を実現するために
それこそ死に物狂いでリハビリに励み
その甲斐あってついに奇跡的な復活を遂げました。
もし自分ならばまず頭に浮かぶ事は仕事に復帰したいという事でしょう。
仕事=自分ですから、結局私は自己中心的な人間であるという事です。
その違いが人から尊敬されるのかそうならないかの違いを生むのだと思います。
又先生がが一歩ずつ段階を踏んで今のレベルまで進んで来ている事も解りました。
彼は東京医科歯科大学という国立の難関大学の出身ですが
既に成功しているのにも拘らず、決して奢り高ぶった所はないし弱音は吐かない。
スタッフに尊敬されて当然です。
本当に強い人間とは彼のような人の事を言うのだと思います。
人生に明確な目的を持った上での専門的な技術でなければいつまで経っても本当の意味で幸福にはなれない
という事がよく解りました。
紹介されたジェームズスキナーには必ず行きます。
べマン素晴らしい時間をどうもありがとう。