西岡選手防衛
昨日はwowwowでボクシングのWBCスーパーバンタム級タイトルマッチを観戦しました。
一言でいって西岡選手の圧勝でした。
相手のレンドール ムンロー選手は半端でないくらい打たれ強く、回復力も並の選手ではありませんでした。
では何故、一方的な試合になったのかというとそれは世界タイトルマッチでの経験の差と相手をどういう風に
見るかの違いでした。
ムンロー選手は西岡選手の左ストレートはよく研究していました。
ところがあれほど右のジャブとストレートが飛んで来るとは夢にも思わなかったでしょう。
また、ボディーブローを左右ともあれ程打たれるとも予測していなかったに違いありません。
普通の選手ならとっくにギブアップしていたでしょう。
気力で最後まで耐え続けました。
それにしても、西岡選手は見事でした。
かつてバンタム級時代はあのウィラポン選手に3連敗して、忘れられかけていた時もありました。
あの時の挫折も今に生かしています。
決して奢らず、謙虚に相手の優れた点を研究し、理詰めで試合を組み立てる。
野球の世界でも中日の山本昌選手や金本選手のように40歳を越えてもバリバリに活躍できる人もいます。
西岡選手は34歳であり、昔ならばとっくに引退していた年齢です。
余程節制し、家族の協力も大きいのでしょう。
これからも夢を与え続けて下さい。