招福楼へ
昨日の休日は一年ぶりに家内の母が上京して来たので
家内とも相談した結果東京駅の丸ビル36階にある
料亭招福楼へ出かけました。
平日なので車もすいていて、皇居の周辺だけが渋滞していただけで
20分足らずで丸ビルに着きました。
前に招待されてから5ヶ月ばかり経ちましたが、そう頻繁に訪れられる
店ではないだけに楽しみでした。
料理の味はというとどれもが素晴らしいの一言でした。
いくら素材が良くてもそのまま出したのでは漁師料理と変わりません。
誤解しないで頂きたいのは私は漁師料理が悪いと言っているのではありません。
たまには何も手を加えていないものを無償に食べたくなる時もあります。
ただそれなりのお金を払って、きちんとした服装をして特別な料理を食べに行く時
もあってもよいと思います。
私は食べ終わって、自分自身の歯科医としての仕事のことが頭をよぎりました。
私は義歯にしてもこのレベルのものを果たして作っているのだろうか?
まだまだだと思います。
サービス業の本体とは何なのかを思い知らされたような気がします。
休日まで仕事から逃れられないのか?という気もしますが
決してそんな事はないのです。
基本は教わる事ができても、その後のことは自分で乗り越えていくしかないのです。
仕事の出来栄えについて妥協してはいけないと改めて思ったのでした。