大切な仲間を思いながら感じた健康の大切さ

ご挨拶

暑さも少し和らいできましたね。
本当に今年の夏は暑かった。
まさに日本が亜熱帯化していると言われているのもうなずけるような酷暑でした。

プラズマレーザー研究会の仲間との別れ

この夏はつらい事がありました。
プラズマレーザー研究会でこの7年間ずっと一緒だった仲間が54歳という若さで亡くなりました。
私と同時期にレーザーを導入し、努力を重ね、めきめきと腕を上げ、人に教えられるほどに上達しました。
それなのに何故?
お通夜の席で奥様にお伺いしたところ、病気の事は家族とごく親しい友人以外には伏せていたとの事でした。
最後の最後まで周囲に気配りして、如何にも彼らしいなと思いました。

いつもニコニコしていて人懐っこい彼の笑顔が忘れられません。
私は32年前に病気で弟を失いましたが、何と人生は不条理なのでしょう。
彼の無念を思うと胸が張り裂けそうになります。

我々歯科医は、どうしても自分自身の健康診断を忙しい事を理由に先送りにしがちです。
人間ドッグを受けたから必ず安全とは限りませんが、診断能力の確かな内科医を知っている事はとても大切であると思います。
          
野上歯科医院 院長
野上奨衛