削らない治療を目指している野上歯科医院です。

今日は、先月名古屋の大山先生のセミナーで学んだレーザー治療の在り方についてお話をしたいと思います。

私がレーザー治療を始めて2年半になろうとしていますが今まではレーザーの基本手技を忠実に行う事に終始していました。
それは決して悪い事ではありませんが、もっとあらゆるケースに対応する為には、患者さん毎にレーザーのモードを柔軟に変えていく事の大切さに気が付きました。

つまり患者さんをレーザーに合わせるのではなく、レーザーを患者さんにアジャストさせていくのです。
当たり前のことだと思われるかもしれませんが、レーザーの特性を知り尽くしていなければ出来ない事です。

モードで変えられるのは、一発一発のレーザーの玉の大きさと当てる回数とエネルギーの大きさです。

歯肉の状態を観て出血しているのか?それとも健康な状態なのかによって、使うモードが全然違います。
またむし歯が神経に近いところまで行っているのか、否かによっても使い分けが必要です。

大山先生、本当にありがとうございました。
大変勉強になりました。
沢山の症例をこなしレーザーに精通した方でなければ出来ないアドバイスを財産に、出来るように精進したいと思います。

今度名古屋に伺う時には次のステージに行けるようになりたいです。

なるべく削らない抜かない治療を目指したい
野上歯科医院の院長より