傷口に使用したストリークレーザー治療について

最近のレーザー治療について先日こんな事がありました。
幼稚園で遊んでいて子供同士がぶつかって、唇が切れて出血しているという内容でした。
その子は以前から予防で来院されていた患者さんですぐに診ることにしました。

傷口は約2cmでほぼ止血はしていましたが、このままでは食事ができないと判断し、ストリークレーザーで治療することにしました。
勿論、親の同意を得たうえで「400-550-25というⅬⅬⅬTモード」でポイック滴下して行いました。

とても治療に対して協力的な患者さんで助かりました

結局3000j照射し、あっというまに傷口が縮小して止血しました。

ストリークがなければ局所麻酔をして糸で縫うしか方法がなかったと思います。
次の日に予後を診るために呼んだのですが、何とその日のうちにみかんを食べていたそうです。
傷口もきれいに塞がっていました。

もし糸で縫っていたら傷口が盛り上がる瘢痕治癒になっていたかもしれません。

あらためてストリークレーザーの威力を知り臨床導入して本当によかったと思います。

今度は症例があれば小帯切除や外傷歯にも応用してみたいと思います。