Wカップの歴史

平間駅前のサッカー狂の歯医者です
前回に引き続いてサッカーの歴史について
私が初めてWカップの決勝戦を見たのは丁度今から30年前の
西ドイツ大会でした
現在のような衛生生中継もなく新聞記事だけが情報源でした
亡くなった弟と一緒に寝ぼけ眼をこすりながら東京12チャンネルの生放送にかじりついたものでした
そこで見たオランダのエース ヨハンクライフの華麗なプレーに魅せられました
オランダは今でこそ当り前になっている全員守備 全員攻撃を始めて
実践したチームでした
相手にパスカットされればたとえクライフであろうと全速力で守備に回り
なるべく高い位置で攻撃ができるようにする
FWもDFもなくサイドバックのシュルビアやハーンも常にチャンスがあれば
攻撃参加する
中盤を常にコンパクトにして相手のロングパスはオフサイドトラップを仕掛けて
防ぐ
いわば今のサッカーを30年前から実践していたわけでミヘルス監督の先見性は
見事です
さて前回優勝のスペインのサッカーもクライフたちが始めたコンパクトな
ポゼッションサッカーを進化させたものです
スペインの選手たちは小柄だがうまくて身体能力も高い
ところが今は相手にも研究され2連覇することは難しいと
予想します
ブラジルのチアゴ シルバとダビド ルイスは最強な守備力を誇り
常に安定しています
守備力の強い時のブラジルは1994年のアメリカ大会や2002年の日韓大会
の時のように優勝しています
そのほかにもパウリーニョやグスタボのような守備力の強いなボランチ
を要し守備に関しては心配が少ないでしょう
むしろネイマールやフレッジがガチガチにマークされて点が入らなくなった
時にどうなるのか
地元開催のプレッシャーが逆に働くこともあるかも
その意味でダークホースのアルゼンチンが隣国の優位さを生かして不気味な存在になりそうです
いずれにしても南米の2強が両方とも決勝に残る事はあり得ないでしょう
必ずヨ—ロッパの強豪、ドイツなのかスペインなのか
はたまたフランスなのかイタリアなのか解りませんが決勝戦には駒を進めてくるはずです
7月13日の決勝戦が楽しみですね

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