N1会に出席しました。
昨日は家内を含めたスタッフ5人と一緒に千代田区にある学士会館まで出かけてきました。
N1会とは経営塾参加メンバーの有志で作られた言わば紳士クラブのような会です。
参加するメンバーはそこから何かを得ようとするのではなく、自分も何かを与えられるようになるために
切磋琢磨していくのが設立の主旨です。
発表した3人は今年の4月に見学させて頂いた水天宮前歯科医院のべマンこと真鍋先生と盛岡市で開業の
ふじもこと藤本先生、また30代の若さにも拘らず、臨床技術と経営に卓越した結果を出し続けている
明石市開業の吉見先生の3名でした。
歯科界の低迷が言われ続けている昨今ですが、この3名には全く関係なく不景気もどこ吹く風です。
以前に三鷹工機の話をしましたがやり方は違ってもそれぞれが三鷹工機のような存在なのです。
3名の中で誰の真似をしたいのかと言われれば迷う事なくべマンと答えます。
ただ発表を聞いていて並大抵の努力と忍耐力抜きでは無理だと思いました。
普通の人間ならばあきらめてしまうところを彼は決してあきらめたりはしない。
私に最も欠けている能力だと思いました。
やはり人間には宿命があると思いました。
親がきちんと子供を躾けていないといずれその子はそのことで必ず苦労することになる。
自分で這い上がらなくてはならない時に助け舟を出してもらうと必ず仇になってしまう。
人生は訓練の連続であり、自分で切り開くしかないのです。
べマンに近ずくためにはそこから直さないとダメだと思います。
現実を知る事はとても大切な事です。
それを無視していてはアウトスタンディングな歯科医にはなれません。
ずるずると後退していくだけでしょう。