講習会そしてパッキャオ

昨日は千駄ヶ谷で行われたマイナス一歳からの虫歯予防をテーマにした講習会に家内を含め

た4名と一緒に参加してきました。

演者である仲井先生とはフィンランドの海外研修でもご一緒させて頂き大変お世話にもなっ

ています。

先生はアメリカのワシントン大学に留学されていて、当然語学も御堪能でフィンランドでも

同時通訳をされるなどご活躍には目を見張るものがあります。

講演を聞いて予防を徹底させるという事は並大抵な事ではないと思いました。

サリバテストについてももしMS菌族がハイリスクだった場合、ショ糖の

制限をしないと決して虫歯は止まらないという事なのです。

そのためには週3日間で何を食べていたかを書いてきてもらい

どこを改善すべきかを徹底して指導するべきであるとも述べられました。

例え毎月フッ素を塗布していたとしてもフッ素は虫歯を止める要素のうちの

10%に過ぎないかもしれないとの事でした。

私のやっている予防はまだまだ甘いところがあることを痛感しました。

十年前にフィンランドへ渡り現場を4回も見てきたつもりでしたが

もう一度その原点に返って診療体系と内容を見直す必要があること

に気がつきました。

いくらインプラントを打ったり矯正治療をしたとしてもその後の

メインテナンスが徹底されていなければ砂上の楼閣になってしまいます。

現実に負けて妥協をしてはいけないと思いました。

また昨日はパッキャオvsマルケスの第三戦が行われましたが

結果はパッキャオがからくも判定勝しました。

マルケスはパッキャオをよく研究していて左を殆ど当てさせませんでした。

問題はこれから対戦するであろうメイウェザーとの比較です。

マルケスはメイに全く手も足も出ませんでした。

メイウェザーが倒すつもりならばKOしていたでしょう。

相手が違うので単純な比較はできませんが、パッキャオvsメイウェザーは

メイが大差の判定で勝つと思います。

おそらくパッキャオのパンチは全く当たらないと思います。

パッキャオファンとしては残念ではありますが、それだけメイは

異次元の存在である事が証明されるのではないかと思います。

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