経営塾終わりました。
先週はゴールデンウィークの穴埋めという訳では
ありませんが、木曜日も診療したので
疲れが抜けないままセミナーに参加する事となりました。
しかしやはり参加して良かったと思います。
初めて私の出した宿題が掲載されて、皆の前で紹介されました。
人前で褒められるという事は恥ずかしいとも思う反面
大変励みにもなります。
また一年間参加して解った事は、掲載されている宿題は
提出した本人がどれだけ真剣に取り組んだかによる
絶対評価に基ずく物である事です。
私がその事を素晴らしいと思うのは、実際の歯科医院経営
と全く同じであるという事です。
スタッフの能力も得意分野も1人1人が違う訳ですから
細かくその事を理解してやらないと伸びる者も伸びなく
なってしまいます。
私自身がその事を本当には理解していませんでした。
社会人と学生との違いは知っているだけで
許されるか許されないかの違いだと思います。
社会人で知っているという事は腹の底から
理解しているという事であり、私の立場から言えば
人間関係で同じ過ちを繰り返さないという事になると思います。
掲載されてうれしいと思う反面、悪い時の自分に戻ってしまって
いる現実もあって、もっと厳しく自分の感情をコントロール
しなくてはと思いました。
それにしても、講師の山村先生は素晴らしいの一言でした。
仕事をどうとらえるかは本来一番大切な事であるはずです。
自分だけが成功すればそれでいいのか?
経営からは逃れられなくても、どこに喜びと価値観を見出せば
よいのか?
それを年齢は私よりも一回り以上若いにも関わらず、
山村先生は明確に教えてくれました。
スタッフが心から感激して院長の喜びを我が事のように喜んでくれる事
等、そう有る事ではありません。
人を大切にする事の重要さに今更ながらに気付きました。
またこれは昔ある人に言われたのですが、
どんな人間も小さい頃からの育てられ方で、色々なトラウマを背負って
いる。人から褒められても、それを心から受け止められない
人間は人を幸せには出来ないと。
しばらく忘れていましたが、私の人間としての
本質の部分が問われているのだと思いました。