研ぎ澄ます一年
今年の年頭の挨拶でも言いましたが
今年は総義歯に関してもインプラントに関しても矯正に関しても
自分自身の限界にまでチャレンジしたいと思います。
総義歯に関してはただ痛くない噛めるだけではない、さらに上のレベルを目指したいと思います。
皆さんは総義歯といえば保健の範囲で十分だとお考えの方もいらっしゃると思います。
ただ形は同じように見えても本当に噛み合わせから筋肉のついている位置
入れ歯の受け入れられる厚みまで考えて作ったものとただ単に適当に作った物とは全く違います。。
理論というより一人一人形や大きさが違うためにどんなに一生懸命に作っても100%ということ
は有り得ません。
経験と観察力がものをいうわけです。例え全ての歯を失ったとしても
快適な生活を手に入れる事が出来たとしたらどんなに素晴らしい事でしょう。
そういう義歯を作れるように努力したいと思います。
インプラントにしても充分に骨が残っている症例をこなしてから骨の残っていない難症例
に手を出すべきでしょう。
矯正も奥が深く、本来ならばまず抜歯しなくてもよいケースを治せるようになってから
抜歯ケースに手を出すべきです。
ただ実際には抜歯を避けられないケースも多く
どうしても経験のある矯正専門医の協力が必要になってきます。
昔と違い歯科医がやらなければならない事は山ほどあります。
どこまで登れるのかを意識しながら進みたいと思います。
何事にもステップが必要なのです。