本をさがしに
昨日は休日でしたが、日医大へ月一回の検診へ行く日でも有り
忙しい一日でした。
また院内で決めた事もあって月に最低でも2冊の本を読む事にしました。
人間は本を読まないとどうしても考え方が短絡的になってしまいます。
歯医者は歯の専門書だけを読んでいればよいかというと
そういう事ではありません。
人間は行動を起こす時にどういう事を考えているかによって
大体到達点が決まってしまいます。
私のような俗っぽい弱い人間は絶えず、本を読む事によって
心を常に鍛えていないと直ぐに恐怖から、頭の中がマイナス
思考になりやすい事がよく解ってきました。
その事が解っただけでも経営塾に二年行っただけの甲斐がありました。
結局医院を良くするのも、悪くするのも自分自身の考え方ひとつ
だったのです。
つまり九年前にデールカーネギーで学んだ事をすっかり忘れて
いたのでした。
このくらい人間はいい加減なものなのです。
チーズはどこへ消えた?
の続編が出る事を知り、早速買いに行きました。
題名は頂はどこにある?という本で、著者は前作と同様スペンサージョンソン
です。
大変読みやすい本ですが、読む人のレベルに応じて奥行きも感じられる
素晴らしい本です。
興味のある方は是非。
敵も味方も自分の心の中にいる事がよく理解できます。
傲慢さや恐怖がどれだけ組織の成長を邪魔しているか?
どうしたら原監督のようにいつも同じ感情の起伏の少ない
考え方でいられるのか?
これからの私のテーマにします。
通常、人は悪い事があれば実際よりもっと事態を悪く考えがちに
なります。
逆に全てがうまくいっている時は都合の悪い事は見なくなります。
世の中の全ての事は過去からの因果関係で起こっているのです。
うまく行っている時に細心の注意を払い、うまくいかない時に自己を
客観的に見る事ができれば、それほど落ち込む事はないはずです。
心を鍛えよという事でしょうか。
幸せに生きるためには、是非取り入れたいものです。