振り回されない
このところブログが週一ぺースになってしまいました。
こんな事ではいけないと思いつつも、だんだん書く事がマンネリ化してきているのは
反省点です。
振り回されない事が今日のテーマです。
メンズファッションに若い時から興味がある事は以前にも
言いましたが、パンツ1つを例に取ってもこのところ一年ごとにどんどんスペックが変わっていくのは
どうなのかと思います。
メーカーの作った流行を常に追いかけているのでは、いつまでたっても自分のスタイルは保てないのでは
ないかと思います。
パンツの裾の幅ひとつにしても去年20cmだったものが、今年は18cmとどんどん
細くなってきています。
これは常に新しい物を売ろうとする戦略にはまっているとしか言い様がありません。
ふと思うと私の周りにもお洒落な人はほとんどいなくなりました。これほど世の中に
物があふれているにもかかわらず。
男のお洒落とは本来自分の為にするものであり、いくつかのルールがあります。
そこが女性のファッションと違うところです。
イタリア人の男性がお洒落な人が多いというのは、そのルールを守りつつも、
自分なりの工夫をしているからだろうと思います。
日本はこれだけ物があふれているにもかかわらず、目利きが少ないというのは
洋服を着てからの歴史が短い事もあると思いますが、
独身時代には結構気を使っても、結婚してからは奥さんに任せっぱなしという人が多いせいかもしれません。
もしかしたら結婚した後も旦那がお洒落でいる事を望まない女性も結構いるのではないでしょうか。
子供の方に関心がいっていることもあるのかもしれません。
これからはただ物を大量に作っても売れないと思います。
目利きを育てて、種まきをしてから物を売っていくような事がないと難しいと思います。