何故かもの悲しい

相変らず暑い日が続きますが

秋の気配も少しずつ感じられるようになってきました。

この頃色んな事を考えるようになりました。

本当は一週間先には何が起きているか全く解らないのに

毎日やっている事は自分の命が永遠に続く事が前提になっているが如しです。

我々の仕事は自分が働けなくなったらおしまいです。

確実に終わりの時が近ずいてきているのにいつもはそんな事は

微塵も考えていないようにふるまわなくてはならない。

アメリカ人がよく男女を問わずに若作りをしているのも何か

自分の不安な気持ちを悟られまいとしているようでかえって

悲しい感じがします。

全ての事が健康で若さを前提に成り立っているとしたら

いつまでたっても幸せにはなれないのでは?

と考えてしまいます。

何故なら誰も老いからは逃れられないのだから。

昨日、カンブリア宮殿という番組を見ていたら

ソフトバンクの孫正義社長が出演していました。

何故日本が失われた20年から脱却できないのか?

という質問に日本の教育システムは基本的には低開発国

であった時と全く変わらない暗記を中心にしたものであり、

独創性や先見性を重視していない。これでは本当に必要な

人材は育たないと言っていました。

時代に応じた改革がされていないのでダメになったのは必然である

とのことでした。

耳が痛い話です。

私が講習会に8年間行っていたとしてもしょせんが人の物真似に過ぎない

という事なのです。

私は私のオリジナルを作り出せるのかどうかは解りませんが

限られた条件の中で自分で創意工夫できなければこれからも生き残る

のは難しいでしょう。

あと何年現役バリバリでやれるかのかはわかりませんが、

少なくとも気持ちだけは孫社長のように常にこうなりたいという

夢を持って生きたいと思います。

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