休日でした。
昨日は休日の日課であるウォーキングをしました。
コースは多摩川駅の近くにあるゴルフ練習場までの往復だったのですが、
帰りは土手の上を歩かずに、わざと下の道を選びました。
丁度、日大荏原高校の野球部が練習していました。
それこそ血反吐が出るくらい一生懸命に守備練習をしている
様子を見て、きっと彼らはもし、プロ野球選手になれなかった
としても社会人になれば必ず役にたつ貴重な経験をしているのだ
という思いに駆られました。
偉そうな事を言いますが、この歳になってみて初めて解ることも
あると思うのです。
自分の青春時代を思い出してみるとあんなにひたすらに何かに
のめりこんだ事があったか?というと
答えはノーです。
帰宅してから読んだ朝日新聞に仕事力というコラムがあって
評論家の田原総一郎氏が次のような事を述べていました。
人は批判される事を恐れ、自己を顧みることをしないと、
裸の王様になってしまう。
官僚システムを含めた日本の置かれている現状を表現したものですが、
たとえ日本のシステムの中ではエリートであったとしても、
それが打たれ強く柔軟なものでないと時代から取り残されて
しまうと。
頭の痛い話ですが、私も自分が批判されると
他人を悪いと思うようなところがまだあります。
そうか、打たれ弱さとは自己弁護から来ていたのか。
話は戻りますが、あの日大荏原高校の生徒達は
野球を通じて打たれ強くなるように自分を鍛えているの
だとすれば、貴重な体験を積んでいる事になります。
きっと本人にさえその気があれば、
いたるところに気付くチャンスはあるのだと思います。