ファッション
患者さんの中にとてもおしゃれな人がいて
いつも話題に出るのが
横浜信濃屋の白井俊夫さんの
着こなしです
白井さんの着こなしは流行に左右されることなく
一時流行したピチピチにフィットしたとはスタイルとは無縁であり
やれジャケットのラベルの幅がどうのこうのとか
ゴージの高さが高いか低いか等些細なことには拘ってはいません
それよりも歳相応の貫禄が着こなしに出ているか
服そのものが自分に本当に似合っているかどうかに徹底的に
拘っています
特に私が感心するのはネクタイの選び方と
靴の選択です
少し派手だと思われるコンビネーションの靴も
白井さんの手にかかるととてもエレガントに見えます
本当におしゃれな人は自分のスタイルを持ち
自分に似合う色と
選んだ服に何がマッチするのかを解っている
人だといえるかもしれませんね
仕事の能力の有無には関係ないかもしれませんが
おしゃれな人が増えない限り
良いセレクトショップが育たないかも
特に日本人はおしゃれを軽視して
ただスーツさえ着ていればよいという人が
未だに多いと思います
身体に合っているかだけではなく
自分に本当に似合うネクタイ一本を探せないようでは
短い人生の喜びを自ら失っているような
気がしませんか
セレクトショップが今年の流行はトーンオントーンだと言えば
どのセレクトショップも同じ紺のジャケットに紺のネクタイなんて
とてもおしゃれを提供する店とは思えません
どうして日本人は右ならえ右になってしまうのだろう
政治の世界でも自民党の一人勝ちで安倍政権は不祥事
のオンパレードでも一向に退陣する気配もない
せめておしゃれだけでも自由でありたいものです