パッキャオvsコット

昨日はWOWWOW193チャンネルで

マニーパッキャオミゲ-ルコットのWBO世界ウェルター級

タイトルマッチが放送されました。

私は昼の12時頃からラスベガスから送られてくる

現地からの映像にかじりついていました。

前座の試合にはス−パーミドル級のタイトルマッチや

フリオセザールチャべスJrの試合も組まれていましたが、

そのつまらなかった事といったら。

ボクシングほど両方の選手の力量が試合の面白さに直結する

スポーツはないなと思いました。

こぶしで相手を倒すという単純なスポーツなだけに

戦う者同士のレベルが高ければ高い程、とても面白く

スリリングな試合展開になります。

果たして、本番のパッキャオ対コットの試合は期待にたがわぬ

大熱戦になりました。

出だしはコットの左ジャブというよりストレートが良く伸びて

何度もパッキャオの顔面を捕らえます。

パッキャオファンである私は何度も心の中でこのまま行ったら

危ないぞと叫んだものです。

展開が変わったのは第3Rです。

パッキャオの放った右フックがコットの顔面を捕らえ

ダウンを奪いました。

さほど効いたようにはみえませんでしたが

足がすべったところにパンチが当たっていたのでダウンになってしまいました。

しかし、コットのあせりを引き出すのには充分だったようです。

このあとコットは失ったポイントを挽回しようと必死に前に出てきます。

本来カウンターパンチャーであるコットがファイターのような

スタイルになった事で、スキが生まれました。

4Rの途中に前へ出ようとしたコットの顔面にパッキャオ渾身の左アッパー

が炸裂しました。

後ろへもんどりうってダウンするコット。

これは前のダウンと違って効きました。

このあとコットはこの強烈なダウンのダメージからは完全に

回復することなく12Rにストップされます。

パッキャオ見事な勝利!

体格のハンデを乗り越えた見事なTKO勝ちでした。

それにしても、最初はどうなるかと思いました.

コットの左フックのボディーブローを何発ももらった

時にはパッキャオ危うしと思いましたが、

それをものともせずに跳ね返した精神力には恐れいりました。

コットもよくパッキャオの事を研究していて細かい右のショートフックはよく

はずしていました。

しかしあの4Rにもらった左アッパーは何発もの連打の中から放たれた

もので、さすがのコットも避けきれませんでした。

まさにパッキャオ選手のショート連打の威力の凄さをまざまざ

と見せ付けた一戦となりました。

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