お盆が明けました

久々の投稿になります。
前に予告した通り、結局郷里へは戻らずに、ゆっくりと
自宅で5日間を過ごしました。
足の指の腫れはほぼ引いて元どうりに歩けるようになりました。
ただ問題はこれからです。
急性症状が引いた後は本格的な治療をしなくてはなりません。
来週の木曜日には内科でもう一度検査をしようと思います。
考え方をプラス思考に切り替えて、私の体質的な弱点が早く解って
良かったと思うことにします。
逆にもし気がつかずに、そのまま行っていたらと思うとゾッとします。
ただ、もう酒は止めて一滴も飲んでいません。
またプリン体を多く含む食品や脂肪分の多い物は全く口にしないように
気をつけています。
話は全く変わりますが、休暇中は大半を読書と自己啓発に関する
情報収集に費やしました。
読書に関しては、前にもブログに書いた、村上春樹氏のデビュー作である
風の歌を聴けを読みました。
1Q84だけでは彼の小説を理解したとは言えないと思い、次はノルウェーの
森を読むつもりです。
風の歌を聴けの印象は、とても懐かしい青春の思い出といったところでしょうか。
それも、田舎ではなく湘南辺りの都会的な人間模様を連想させます。
事実、私が始めてこちらに出てきた時、田舎との生き方や考え方の違いに
戸惑った事があります。
恐らく物を書くという発想は自らのアイデンティーを主張するための、一つの手段であり、立身出世とは全く異なるものである事を其の当時の私は理解しては
いませんでした。
出世のための大学進学とは全く違う考えがある事を私はこちらへ出てきて初めて知りました。

この小説を読んで、当時私が感じていたカルチャーショックのようなものを
再び、感じました。
やはり村上春樹はある時代を切り取って、読者にそれぞれが背負っているもの
を考えさせるのに長けていると思いました。
また、財部ビジネス研究所という番組で日本マクドナルドホールディングスCEOの
原田 泳幸氏が出演していたのでついつい最後まで観てしまいました。
彼は学生時代に色々なアルバイト、例えば、庭師、旅館の番頭。
また、塾の講師等全く関連がないと思われる様々な職種を経験しています。
彼はそこで得た経験によって、世の中には様々な人がいるという事実、また
体さえ頑丈であれば、どんな事をしても生きて行けるという自信を得ます。
スケールの大きさが、若い時から他の人とは違っていたようです。
また氏の 相手の心がわからないと、商売は成り立たないという言葉がまた
私に重く圧し掛かってきました。
たかが、ちっぽけな歯科医院の経営にさえ四苦八苦している私ですが、
取り入れられるところは大いにあると思いました。

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