0歳から始める“噛む力”の育て方|赤ちゃんのおもちゃと離乳食の大切な関係

ご挨拶
新緑の季節から、青や薄紫の色づきを待つ紫陽花が季節の移り変わりを知らせてくれています。
自宅マンションの中庭の池では今年も可愛い鴨の子育てが始まり、毎朝愛犬モナの散歩の前にその様子を見るのが日課になっています。
勉強会『0歳のおもちゃと遊び方のコツ』から学んだこと
今回は、”お口が閉じるには、0歳の遊びが大事【0歳のおもちゃと遊び方のコツ】~スムーズに離乳食の学びをスタートするために~”と題した、勉強会で学んだ事をアウトプットします🍒
今回学んだ一番大きな気付きは、2つです。
- 生後2ヶ月という早い時期から、正しい知識と根拠に基づいたおもちゃを与えることで『閉じてしっかり噛めるお口』を育むことができる。
- 赤ちゃんをよく観察することの大切さ。
また、受講後は自分の子育て時期の振り返りもでき反省点が多かったです。反省点は主に3つありました。
- おもちゃを正しい位置に置いていなかった。
- 子供の『噛む口を育む』などの目的もなくおもちゃを与えていた。
- そもそも子供の体や心の発達にあったおもちゃを自分の知識不足から与えていなかった。
過去はもう取り戻せませんが、今回の学びは是非これから子育てをするママさん方や娘たちには教えてあげたいと思いました。
赤ちゃんの食の育ちを進めるために重要なこと
- 安定した座位の獲得、体全体がグラグラしない座位
- 安定した座位があり口や舌が動く
- 手の機能、手のスキル、腕をのばして届く力、キャッチする力
- 知らない物に手を伸ばしていく好奇心、初めてのものに手が伸びていく自己感
今回の学びは、上記の食の育ちを進めるための実践的な遊びやおもちゃ選び、その理由や根拠を月齢を幾つかに分けて教えて頂きました。具体的な内容は次月からお伝えしていきます。
よく離乳食スタートの頃、多くの方から『上手く進められない』というお悩みを聴いてきました。
離乳食が上手く進められない理由は、厚生労働省が伝えているように、離乳食のスタートを概ね生後6ヶ月頃から始め、何の疑いもなく赤ちゃんを無理やり椅子に座らせ、離乳食を食べさせる方が多いからです。
『無理やり』ではなく、赤ちゃんが自然な形で体の体幹が整い自分でお座りができ、その他の手や口、心、様々な機能や心が育たないと離乳食を始めるのは早いですね。
この10年間『噛む子を育む離乳食』を学びました。
どうしたらそのように育つのか、学び、実践していくと個人差はありますが、育っていくようです。来月からいくつかの時期に分けて具体的にお伝えしていきますので楽しみに待っていてください。
私は、今回の学びを生後8ヶ月位の姪の子供や、お友達のお孫さん、診療室にいらっしゃるママ達に明日から早速伝えていきたいです。
むし歯予防マイスター®
野上歯科医院 hahahaサロンさくらんぼ🍒ロイヤルむし歯予防マイスター®野上恵子